《 YU先生のおしごとめいじん! 》
〜 生活科1年の実践例
1.単元名
本単元は,学習指導要領「生活科の内容」の(2)を受けて
設定した。
あなたは 一太郎? ワード?
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指導に当たって
YU先生の小学校教育実践
おしごとめいじん〜お手伝い大作戦
家庭は子どもたちにとって,自分の生活を支えてくれる最も大切なところで
ある。しかし,1年生の子どもたちにとって,家庭生活を振り返る機会は
そうじをする女の子
せんたくものを干す女の子
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2.ねらい
ここでは子どもが家族と共にしていることや家族にしてもらっていることを
振り返り自分でできることについて考え,自分の役割を進んで行うようにな
ることを目指している。家族の自慢や「お手伝いをしなくては」という
従来「家庭・家族に関する内容」は,家庭における仕事やお手伝いが中心と
して扱われることが多かったが今回の改訂ではそれだけにとどまらず,
 本単元を通して,「自分でできることは自分でする」「お手伝いをする」
「家族が喜ぶことを見つける」「家庭が楽しくなることを工夫する」など,
家族の一員としての役割を果たし,より良い生活をしようとする意欲を高め
ていきたい。
家庭の仕事の分担やお手伝いは,家族みんなが楽しく生活していくために行
うのであり,それらを自発的に行うためには,家族の温かさや大切さを感じ
取ることが必要となってくるであろう。
(2)家庭生活を支えている家族のことや,自分でできる
   ことなどについて考え自分の役割を積極的に果たす
   とともに,規則正しく健康に気をつけて生活すること
   ができるようにする。

義務感でなく,「やってみたい」「続けてみよう」という意欲をかき立てる
ものとして,単元名を「おしごとめいじん」とした。
極めて少ない。家族があまりに身近すぎるため自分のためにいろいろなこと
をやってくれるのは当たり前だと感じ,特に意識したり感謝の気持ちを持っ
たりすることもなく過ごしている。
家族の団らん,家族で過ごす楽しみ,家族一人ひとりの良さなど,家庭での
自分の生活を考える視点を広げている。