■このマイコンボードはどんなものなんだろう

3月6日に東京駅前のビルにて会社説明会が行われました。その帰りに、東京駅から2駅の秋葉原によりマイコンボードを購入。前日の夜にu-hirohitoさんに紹介してもらったベストテクノロジー製のマイコンボードをロボコンマガジン館にて購入しました。初心者はワンランク上のものがいいというアドバイスがあったので選んだのですが・・・初心者にとっては高かったです。
詳しい情報はこちらへ ・・・・ BTC050 SH2/7045Fマイコンボードセット

 

買ったはいいものの、このマイコンボードは一体何者なんだかさっぱり理解ができません。高校のときはAKI-80ゴールドキットというのを使ってマイコンロボットを創ったりもしていたのですが・・・昔の話でマイコンの知識はまったく無いに等しくなっています。まずは、このマイコンは一体どうすればいいのかを悩んでみます。

 

まずは付属の説明書を読みましょう。どんなものも説明書を熟読しなければいけませんよね(パソコンについてくる説明書は読んだことがありませんが)というわけで、付属の資料は2部ありました。ひとつは”SH2/7045Fマイコンボードセット”と書かれています。もうひとつは”GCC Developer Lite版 マニュアル”と書かれています。なんとなくわかることはGCCというのはプログラム関係だろうということです。読むべきは前者の資料でしょうか。どっちにしろ両方読むので問題はありませんね。

 

1.はじめに
 ”日立製作所製32bit RISC CPU SH7045Fを搭載した・・・マイコンボード、RAMが増設・・・・。”
 専門用語のオンパレード!思わず「日本語で言ってくれ!」と叫びたくなります。なんとなくしかわかりません。32bitは何が32なんでしょう?RISCって何?RAMが増設・・・それはわかりました。そんな感じで、しょっぱなから理解しようと力んでもしょうがないんだなと思い知らされました。このマイコンボードはPCとDC5V電源さえあれば開発ができるということは理解できました。以前PICで遊んでいたときのレギュレータがあるので、これを使えば5V電源は作れるんだなということで次に進みます。

 

2.ご使用になる前に
2−1梱包内容

 重要ですね。リストにあるものがすべてあるかを確認しなければなりません。・・・・確認中、ごそごそ・・・・。すべてそろってました。はい!次!
2−2概要
 2−2−1 CPUの特徴

  概要を読めばなんとなくわかるはずですよね・・・・・・・・まぁ・・・ま、そんなもんです。いやぁよくわかりません!そのうちわかるものとして流しちゃいましょう。眼は通しました!100回しか書き込めないといいつつも1000回は書き込めた実績があるということははっきりと理解しました。
 2−2−2 BTC050マイコンボード仕様
  はい!読みました!専門用語はそのうちわかるはずです!といわけで目は通しました。動作温度が0〜+40℃ということだけは、はっきりと理解できました。
 2−3 保証期間
 2−4 保証範囲

  はい!OKです!無理な使い方をしなければ保証されるということがわかりました。

 

3 端子の配置・外形
 マイコンボードの各端子に名前がついているということですね。この名前は一体何に使われるのでしょうか。*が付いている端子は増設RAMで使用しているため、I/Oには使えないそうですね。RAMを増設するとI/Oの端子が減るということですね。マザーボードを作るときは電源に注意しなければなりません。大切そうなので文字を赤くしてみました。
3−1 CN1
 7-44ピンは22kΩでプルアップ済み・・・これはどういう意味でしょうか?調べたいですね。保留!
 基盤側推奨コネクタ : オムロン XG8W-5031
 ソケット側推奨コネクタ:オムロン XG4M-5030-T

これは必要なものですね。どこで手に入るのでしょうか?調べましょう。保留!
この推奨コネクタというのは他のCN○というのにもあるのでしょうか?読み進めます。
3−2 CN2
 基盤側推奨コネクタ : オムロン XG8W-4031
 ソケット側推奨コネクタ:オムロン XG4M-4030-T

3−3 CN3
 基盤側推奨コネクタ : オムロン XG8W-3031
 ソケット側推奨コネクタ:オムロン XG4M-3030-T

3−4 CN4
  ピンは3つだけしかないんですね。何に使われるのでしょうか?なんとなく通信用のような感じがします。
3−5 CN6
 あれ?CN5はどこにいっちゃったのでしょうか?・・・・ま、いいか
 ピンが2つだけですね。電源でしょうか、+3VとGNDだけしかありません。
3−6 SW1(4ピンディップスイッチ)
 4番目の端子はPA2に接続されています。PA2は必ず入力端子として設定してください。誤って出力設定にしてディップスイッチをONにすると、CPUを破損する可能性があります。 
3−7 JP(ジャンパ)
 ショートさせるところによって、増設RAMが変わる?増設RAMの種類を変えたときはこのJPを変えなければならないということでしょうか。
3−8 JACK(ステレオジャック)
 パソコンとの通信を行うためのものです。SH2マイコンの内臓フラッシュROMの書き換え、ターミナル等に使用

この図は大切ですね。マザーボードを作るにも重要です。網掛けされているボックスの端に数字がありますが、これは端子番号を意味しているということです。

 

4取り扱い方法
 パソコンとの通信では私のパソコンにはシリアルポートが無いので・・・変換するものを使います。ロボコン館で4000円程度で打っていたような気がします。
4−2 CPUの動作モード
 ディップスイッチの切り替えは、マイコンボードへ供給している電源をOFFにした状態で行ってください。
 動作モードを切り替えることによって、このマイコンボードは違う動作をするということですね。MCUモード2が通常使用で、MCUモード3はシングルチップモードで増設RAMを一切使用しないモードです。ブートモードはROMへプログラムを書き込む際に設定します。MCUモード2の状態では工場出荷でRAM転送プログラムが入っているそうなので、RAM上でプログラムを動作させることが可能になっています。

以降の説明はGCCについてなので、また後日読みます。(おなかがすいてきたので・・・・一時休憩です)