U12 とはなんぞや?


まずは「おずィ」が何かを知る前に「U12 BLUE BIRD」について知る 必要があるでしょう(えらそう)
U12 BLUE BIRDとはまさしくブルーバードです。日産のミドルクラスセダンです。


RNU12 BLUE BIRD ATTESA LIMITED(HT)

「なんだおっさん車か」って声が聞こえてきそうです(笑)
でも、ブルーバードにはかならず「SSS」というグレードがあります。(※1)
SSSとはSuperSportSedanの略です。訳すと「すっげぇ〜〜セダン」になります(半嘘)
歴代のSSSはサファリラリーなんかで大活躍してます(310、510等)。910はシルエットフォーミュラがあったりします。そして我らがU12にはSSS-Rというラリー仕様車(※2)が存在しました。
ということで、ブルーバードは「お父さんの車」でありつつ、ラリーを走る車でもあったのです。ラリーを走るということは高い信頼性とスピードを求めらるわけです。そのためブルーバードには先進的な技術がいちはやく導入されることが多かったわけです。

U12の話に戻りましょう。歴代のブルーバードはTOYOTAのコロナとライバル関係にあり、その対立を「BC戦争」と呼ばれるほどのものでした。U12でもその構図は当然存在しました。コロナ=TheSedan と当時のTOYOTAは考え、質実剛健でスタンダードなセダンとして開発されたのに対し、日産はブルーバード=SuperSedanと考え開発しました。当時では新しい技術のフルタイム4WDとお得意のターボの組み合わせ。リアサスにはジオメトリー変化でトーをコントロールしてコーナリングの安定度を増す。(ハイキャスのご先祖です)
4WDと優れたサスペンションを装備したことにより、リアセクョンは(も?)非常に密集している。さらにスタイリングを崩さないためにトランクラインは上にあげられない。そのまま作るとガソリンタンクを小さくするか、トランクを狭くするかになってしまう。それでは不便であるということから、ガソリンタンクの容量を確保しつつ、大きなトランクスペースを得て、さらにスタイリングは崩さないという贅沢な要求を満たすために、ガソリンタンクに初めての樹脂製を採用し、形状の自由度を増すことで60lという十分な容量を確保することに成功しました。


CA18DET in RNU12 ATTESA LIMITED

後期になってエンジンはSR20DETに換装。(※3)つねに最先端の技術を搭載し最速をめざしてきた車ブルーバード。その中にあり3BOXスタイルの渋さあふれるデザインに近未来的な装備を身にまとったブルーバードがU12型なのでございます。



※1 シルフィは除きます。シルフィは生まれ的には僕はパルサーだと思ってます。

※2 SSS-Rは日産の純正の車で、オプションを装備すればそのままラリーフィールドを走れる車です。ラン○ボとかS○iとか言ってますが、ラリー仕様のすごい車としてはあれらより先輩なのです。他にも言いたいことはいっぱいあるけど、それは別の機会に。

※3 良く間違われていますがSR20DETが最初に搭載された車はHNU12ブルーバード、いわゆる後期のU12です。PS13じゃありません。U12が先。



U12とはなんぞや?
AUSSIEとはなんぞや?Myおずィ紹介おずィvs U12

おずィ道 MainPage 戻る