*雑記その124.5 -「暗き黄昏の宮」感想-*
※激烈絶賛ネタバレ中です。未読の方と、他人の感想に興味がない方はご遠慮ください。
ようやく新刊出ましたね! 本編としては、約1年ぶりでしょうか? ……次もこの状態で1年待つのは、ツライなぁ……(苦笑)
「最終章」と銘打ってありますが、「縹家編」ですね! イロイロと気になっていたことも少しずつ明らかにされていって、でもまたナゾも増えて……。という感じで、まさに「謎が謎呼ぶミステリー(byヒロタカミ/笑)」。
表紙に登場した瑠花さんですが、なんというか、タダの悪者じゃないっていうか。彼女は彼女ですごく辛い人生を歩んできて、深い闇を抱えていて、……キライになれないなぁ、と思いました。意外とフェアというか、少し方向性が歪んでいるようにも見えますが、彼女は彼女なりの正義を貫いていて、自分のためだけに行動してる訳じゃないところとか。
出来たら良い形で、縹家が変わっていく可能性を感じた上で、うーさまと添い遂げて(という言い方があてはまるのかは分かりませんが)ほしいなぁと思いました。
ていうか! リオウ、やっぱりいい子ですね! ホント、あと10年したら超イイ男になってそう。
と縹家へのざっくりとした印象はまあいいとして、いつも通り、軽くピンポイント感想いってみたいと思います!
読了した方&ご興味のある方のみ、↓へどうぞー。
【登場人物紹介】
あれ、あらすじ&人物紹介って、前から4Pも使ってましたっけ? イラスト入りの人物紹介いっぱいでちょっと嬉しかったですv
【机案の下で…】
秀麗が行方不明になったことを問いただすために葵長官と悠舜を呼んだ劉輝の、その机案の下でそろって聞き耳を立てていたという双花。か、かわいい…。っていうか、その絵を想像するとなんだかすごく微笑ましいですね(笑)
実際の挿絵(P.21)は、静蘭・悠舜・皇毅という並びだったんですが、その(モノクロイラスト上)白髪3人並びが
新鮮でした。
【吏部尚書親子】
皇毅曰く、邵可様は「先の吏部尚書親子よりは、だいぶマシな当主」らしい。
っていうか、吏部尚書親子!!!
公式でそんなこと言っていいんすか!(笑) で、それを聞いた絳攸は「俺はあの人と同類に見られているのかー!?」てショックを受けてましたが、なんでショック受けてるんですかキミ、十把一絡げで結構じゃないですか(笑)
おやこ、おやこ♪
【鳳麟と対峙する役目】
邵可様は「悠舜の考えを探り、いつか対峙する時がくるとしても、その役目は邵可ではないはず」と考えてましたね。その役目は、黎深様? それとも劉輝? 私としてはやっぱり、黎深様でいてほしいなぁ……。もちろん、劉輝も王として、いつかは向き合わないといけない相手なのだろうとは思いますが。
【紅家の紅は…】
「紅家の紅は血みどろの色だ。突撃ー!」に、激しく笑いました。昔の紅家当主サマ、バカ当主すぎる……(苦笑)
でも、それでも、姫家は、ずっと紅家に仕えてきたんですよね(かなり距離は置いてましたが、大事なときは軍師やってくれてたんですから)。どうしてかな? やっぱり何か惹かれるものがあったんでしょうか? それとも、「バカな子ほど可愛い」理論……?
悠舜さんも「実は私も、ここまでおばかさんがそろってるとは…(中略)…いえ、いいです、おばかさん、慣れてます。見てて楽しいです」て言ってたし……。っていうか、悠舜が慣れてる“おばかさん”って……ひょっとして……しなくても……れ、黎深様……? それとも燕青……?(笑)
【リオウの母】
邵可様が霄太師に「もしかしてリオウくんの母親は――」と聞いてましたが、リオウのお母さんはひょっとして旺季様の娘さん、とかでしょうか……? あくまで私の勝手な推測ですが。
「『彼』と縹家との接点も理解できました(注A」
「リオウ君の血統が公になると、かなり痛い……(注B」
とも言われてますし。
注A)娘が縹家に嫁いでるなら、旺季様は縹家と関わりあるどころじゃないし。
注B)リオウが「王になってもおかしくない血統」である旺季様の孫(しかも縹家当主の息子ということは、縹家直系でもある)、だったら、そりゃその血統が公になったらアイタタタでしょうし。リオウだって王様になれる血統、ってことだよね?
前にどこかで「王家の娘は縹家に送られて、素質があれば巫女に、なければ他家の嫁になる」って言ってた気がするので、王家と近い血統である旺季様の娘なら縹家に嫁がされたとしてもおかしくないかなぁ、と。もしリオウのお母さんが『飛燕姫』という名で旺季様の娘(んで、昔皇毅と恋仲だったけど別れさせられた)だったとしたら、イロイロつじつまが合う気がするんですよね。
あと。完全なる妄想なんですが、ずっと片仮名表記のリオウ。パパ璃桜と区別するためだと思ってきましたが、こうなってくると、リオウの漢字表記も断然気になりますよね! リオウくんのオウは、旺季様の名字「旺」もしくは「王」「皇」「凰」とか…? 裏の王という意味もありかなぁと思うんですが(縹家的に、リオウを次期王につかせたかったから、とか…)、旺家から離れてしまったから離旺とか……(いや字面的にこれはないか)。
っていうか、漢字のお話ついでに。P.34の1行目では「リオウくん」、10行目では「リオウ君」って、……せめてこんなに近いところでは、表記統一しようよ、雪乃センセー(というか校正さんの仕事かな?) 他にも、今回の新刊、かなり、日本語的に「???」ってところがいっぱいあって、重複表現とか、逆に言葉が足りないトコとか、変換ミスとか(P.150では、縹本家が標本家になってました…。チョウチョでも飾ってるのかよっ)商業誌的にそれでいいのかな?と思うところが…結構ありました…よね……(シロウトに気付かれてるようじゃ…/汗)
ちなみに、今回の新刊では「見霽かす(みはるかす)」とゆー表現を、かなり使用されてましたね。
【一つだけなら】
ようやく悠舜に本格的な疑念を抱き始めた劉輝たち。それでも、なんとなく、劉輝には…、劉輝だけには、最後までどこかで悠舜を信じていてほしいなぁ、と思いました。本当になんとなく、なんだけど。悠舜の言う「あなたが私を必要としてくださる限り」=「信じてくれる限り」、な気がして。
悠舜は、まだどっちに転ぶか分からないんですが。悠舜が何を犠牲にしても、見てみたいこと、確かめたい、成し遂げたいことってなんなのかなー。旺季様のことを大切に思っているのは分かったけど。
そしてそんな悠舜に「最後の良心」「繋ぎ止める楔」と言わしめた凜さん。「(妻など)本当は、ないほうがいい」、と分かっていながら、「一つだけなら」と望んだ大事な「重石」。地震が起こったときには、ぼろぼろの身体でも凜さんをとっさに庇っていたし、悠舜は本当に凜さんを愛してるんですねー!
そんな悠舜なら、大丈夫だろう、と思うのは……希望的観測、なんでしょうか……。
……まだ続きます。
NEXT

【雑記もくじ】
【TOP】
(C) asakawa itsuki
all right reserved.