*雑記その64.5 -「隣の百合は白」感想 つづき-*


※激烈絶賛ネタバレ中です。未読の方と、他人の感想に興味がない方はご遠慮ください。




【天つ才の奏でる音】P.146
ついに、黎深様が奏でる琵琶の音の詳しい説明が出ましたね! 「一人ですべてが完成している世界」「あやうい均衡に成り立つ、黎深しか出せない音」。封印された邵可様の「死の琵琶」とともに、紅家の人たちは音楽的才能もケタ外れているようですね。
でも、邵可様は10歳前後で琵琶をやめてしまったようですが、そのあと薔薇姫と出会ったり秀麗が生まれたりして、人生的にも色々あったはずなので、ひょっとして音色も少しは変わってるんじゃないかなぁ、と思うのですが……。彼は本当にもう弾かないんだろうなぁ。
黎深様は「琵琶は百合にしか弾かない。……ようになるたけ努力する」そうですが(笑)、実はこっそり絳攸にも弾いて教えてあげてたりするといいなぁ、とか思いました(笑)。まぁ絳攸には百合さんが教えるのもアリかと思いますが。

【ココロに引っかかるモノ】P.149
百合の「君の心に少しでも引っかかるものがあるなら、決して素通りしないこと」という言葉に従って、黎深様が拾ったのが、コウ(のちの絳攸)。黎深様から絳攸には「兄上のご苦労を疑似体験しようと子供を拾った」などというどーしようもない説明がなされたようですが(苦笑)、本当にそうだったのでしょうか? 本当に誰でも良かったの? 一応「目鼻立ちの整った美少年」とは言われてますが、それだけ? ええ〜? 一体何が黎深様のココロに引っかかったんだろう〜? ホントに顔だけぇ〜? 気になります……。
そして、コウは拾われた当初から割と賢い子供だったようですね!(字は読めなかったようですが) 本当に最初っから捨て子だったのかな。それとも、おうちが没落しちゃったから仕方なく路上生活だったのでしょうか。漢字名前ばかりの世界で、カタカナ2文字の"コウ"という名前も結構偽名っぽいですし、ひょっとしてイイトコのお坊ちゃんだったのかも……? 名乗り方もたどたどしかったし。
あとあと、コウの、本当に意味を分かって使っているのかアヤウイ、カタカナ表記の妙にオマセな単語が、かわいくて、楽しいですv 黎深様のこともずーっと「れいしん様(ひらがなかよ!)」だし! 黎深様本人から漢字を教えてもらうまで、ずーっとひらがなしゃべりだったらかわいいなぁ、と思いましたー。

【年上好きv】P.153
紅兄弟って、年上好きですよね。邵可様も黎深様も、姉さん女房だし(笑)。百合姫は、邵可様より下で、黎深様より上のようですが、いくつくらい離れてるんでしょう……? 私、勝手に邵可様と黎深様は5つくらい歳が離れてるんじゃないかと思ってたんですが、邵可>百合>黎深>玖琅、でそれぞれ3つずつくらい離れてるのかな……? それだと割と計算が合うかな、と思うのですが、どうでしょう……? 詳しい年表がほしいよう……。

【タヌタヌの呪い】P.159
ついに、父茶と共に謎のひとつだった、絳攸の迷子の理由があきらかにされましたね! ……っていうか、百合さんの仕業ですか……(苦笑) そりゃ、絳攸も怒るに怒れないよね……。で、黎深様は今でもその責任を取るために、朝廷でも迷子を救出している、と(笑)。

【悠舜大活躍!?】P.161
黎深様と同じ年に国試を受けたのが運のツキ(苦笑)。というか、もしこの年に「悪夢の国試組」ほぼ唯一にして最大の常識人、鄭悠舜さんがいなかったら、と思うと怖すぎます……(笑)。
今回、この外伝を読んで、「悪夢の国試組」の「悪夢」は、黄尚書の美しすぎるご尊顔や、幽霊の如き姜州牧の暗さ、はたまた管尚書の豪快さではなく、なにより一番、黎深様の悪行の数々によって形成されたのではないかと思いました……。悪すぎる、黎深様……。ていうか、悠舜さんがいてくれて、本当によかった……!!!(といったい何人が思ったことか!) 黎深様を連行していくなんて、他の人じゃできませんよ! ましてや殴ったりなどできません!(笑)
――というか、予備宿舎に入る前の3人(黎深・悠舜・鳳珠)はいったい花街で何をやらかしたんでしょう……? 百合さんが花街に出入りする前だし、……ひょっとして純粋に遊びに……?

【お見送り万歳!!】P.167
予備宿舎に向かう百合さん(女装)をお見送りしたコウ。――でももし、ここでコウがお見送りしていなかったら……? 百合さんは、譲葉(男装)として予備宿舎に行ったかもしれないですよね(というか、きっとそうしていたでしょう)。「百合姫」として行かなかったら、鳳珠に一目惚れされることもなかったかもしれないし、きっと色々変わっていたはず。黎深様も自分の気持ちに気付くまでにもっと時間が掛かったかもしれないし、そう考えると、コウ偉い!!! よくぞ百合さんを見送った!(笑) 空回り気味のコウくんですが、ちゃんと役には立っているのです(笑)

【ご近所さん】P.175
仙洞宮の近くでチビ劉輝に会った百合姫。(清苑公子は邵可の邸で暮らしている。まさに目と鼻の先に)と言っていましたが、邵可様のお邸は王宮から程近いのでしょうか。黎深様のお邸は? 貴陽マップとかあればいいのに(笑)
でも、王宮から出られないチビ劉輝はともかく、静蘭は、王宮の近くに暮らしていたのなら、「あの壁の向こうに父王や劉輝が……」と思ったに違いありませんよね。その頃の静蘭がどんな気持ちで過ごしていたのか、ちょっと気になります。

【ミナミボラボラ鳥!!!】P.222
以前からの疑問(というか興味)、ミナミボラボラ鳥! それがついに! お目に掛かれる日がこようとは!!! 由羅先生、ありがとう!!!(笑) あんな鳥なんですね!! というか、雅旬さんもおかわいそうに……、それからずっと黎深様に脅されて、仮面を作り続けてるなんて……(笑) しかも、パンダやみかんのお面まで……!(笑)
……というか、黎深様って、本当にみかん大好きなんですね……。まさに「愛は盲目」……

【百合の出生】P.252
そりゃまぁ黎深様は仮にも紅家当主ですし、その奥方ともなればそれなりの身分の貴族出身かと思っていましたが、まさか王族(しかも先王の妹! 劉輝の叔母!)だとは!! しかも先々王と玉環大叔母(黎深様たちの父の叔母(おじいちゃんの妹?)にあたるらしい)の娘でもあるということは、黎深様からみれば、父のイトコ、ということですよね。貴族の血縁関係はフクザツだわ〜(苦笑)。この調子でいくと、紅家と藍家の間もどっかで繋がってそうですよね。意外と、黎深様たちのお母さんあたりが藍家と繋がりがあったりして……(そうすると、邵可様が三つ子の家庭教師だったという謎もすんなり解けるんですが)

【拝啓、兄上様】P.254
百合姫いわく、「そういえば、お兄ちゃん、いたな、って。王位継承者を見つけたら男も女も関係なく片っ端から殺しまくりな噂の鬼畜兄上様が」――とのことですが、あれ? 確か前刊で旺季も王位継承できると言っていたし、イザとなったらそのほかにも王位を継げる人は複数いる、と言っていましたよね。静蘭、百合はそこに含まれるとして、……他にも、これからまだポロポロ出てくるんでしょうか……。ちょっとセンカさん、ヤるならちゃんとヤっといてくださいよー。めんどくさそうな人、残してんじゃないですよー(苦笑)

【子守り役悠舜サマ】P.261
「黎深からコウくんを届けてくれと頼まれて」紅邸にいた悠舜さん。
黎深様からみかんをぶつけられた劉輝を抱き起こしていたり、黎深様や鳳珠と一緒に邵可様のお宅に秀麗を見に行ったり(※不法侵入)、結構色々な人の子供時代とも関わっていますよね。大きくなった彼ら(本人たちはもちろん記憶にないでしょうが)を見て、(ああ、あのときの……。本当に立派に育って……)とか思っていそうですね。

【身請け大合戦!】P.275
傾国の琵琶姫「百合」、黄家・紅家・王家の身請け合戦は、いったいいくらのカネが動いたんでしょうかね……。ていうか、紅家と王家の間で事前にどんな話し合いがなされていたのかとても気になります(笑)。百合姫を手に入れるために、黎深様はあの大ッ嫌いなセンカ王に頭さげたんでしょーか? それとも勝手に「王の代理」を仕立てちゃったのか(でもそうするとカネは? 紅家分と王家分、2倍用意?)。
というか、あの書き方だと、黄家と王家で争って、王家が勝ちそう、というところで結局紅家が落札、ですよね?(黎深様ってばきっと鳳珠様に「王に取られては百合姫は後宮から出れず、お前にももう一生会えまい。よしここは私がヒトハダ脱いでやろう」とか言ったんでしょうね……) 本来おカネを支払うべき「百合姫の極悪非道な主人」は、周囲には王だと思わせてますが、実際は黎深様ですから、結局おカネ的には差し引きゼロ――? いやでも大金を用意するだけだって大変だよね。黎深様、ここぞとばかりに当主の特権を使ったんだろうな……。

【その顔の隣で――】P.276
前々からその言葉だけは聞いていた、百合さんの「その顔の隣で奥さんなんかやってられません」発言ですが、まさか、黎深様がついたウソだったとは――! いや確かに百合さんの性格を鑑みると、アノ発言はありえないよなぁ、と思いましたが、まさかまさか、れーしんさま! お友達になんてことをー!!!(笑) 同期で、同じぐらいの歳で、地位も同じぐらい、名門貴族出身、しかも恋愛上でもライバルだった……。これって、絳攸と楸瑛以上に、「腐れ縁」とかいうんじゃないですかねぇ……?

【三日にいっぺん】P.279
百合さんと「縁を切らず、末永く甘い生活を送るために」、三日に一度はおしるこを一緒に食べるという黎深様。……っ、か、かわいい……!!! きっとコウも一緒に食べさせられてるんだろうな〜。で、何も知らない幼いコウは(というか百合さんも理由は知らないみたいだけど)、「きっとこれが貴族の風習なんだ」とか思いこんでるに違いありません(笑)。


――と、ざっとこんな感じでしょうか……。また何か思い出したら書き足します〜。皆様もご感想・ご意見等ございましたらぜひお寄せください!

’07.11.18.いつき



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