*雑記その59.5 -「白虹は天をめざす」感想-*


※激烈絶賛ネタバレ中です。未読の方と、他人の感想に興味がない方はご遠慮ください。




全体としては、前作「青嵐」よりもいい感じですね!! ところどころ、ちょっと「?」な部分もありつつ(苦笑)、でも勢いがあって、お話の流れとかも割と好きです。私は基本的に、ナゾはナゾのままでも楽しめるタイプなので、多少矛盾があってもそこは妄想でおぎなって自分のいいように解釈してますし(笑)、前作より「――ええっ!!??」てところが少なかった気がします〜。
なにより楸瑛がカッコよかったし!(笑) 劉輝もどこかフッ切れたようで一安心ですし。次はいよいよ絳攸(というか、吏部親子?)メインですしね!!!!! 黎深様と絳攸の去就が話の軸になるのは間違いないので、楽しみです!
次の流れ的には、きっと絳攸は朝廷に残るのだろうし(それが吏部侍郎という役職ではなくとも)、そういう意味では絳攸は黎深様と決別せざるを得ないでしょうから、淋しいといえばさみしいですが……。絳攸と黎深様も、楸瑛と三兄様たちのように、立場・建前的には相反する形を取ることになっても、心のどこかでは変わらず強く繋がっている――みたいになるといいなぁ、と思ってます。あと、黎深様はもし吏部尚書を辞めても貴陽には残ってほしいなぁ、とか。だってあの人、邵可様(と秀麗、と絳攸)のお側を離れられるわけないですよ(笑) でも尚書辞めて府庫に入り浸り、とかなったらどうしよう……(苦笑)。――あ、あと、百合様も出てきてほしいなぁ。今回玉華様が出てらっしゃったので、次はぜひ百合様を! あとあと、ちょっとでいいから親子愛的なシーンがあれば、、、!!(笑)
とにかく、次刊が楽しみです〜!!!

……とまぁ、全体としてはこんなところでしょうか……。↓からはあさかわ的ツボポイントごとに色々つっこんでいきたいと思いマス(笑)

【玉座】P.26
そりゃまぁ、王家の血を持つ人間が劉輝一人っきりなのに世継ぎ問題をあんなに悠長に議論しているところからヘンだとは思ってましたが、やっぱりイザとなったら玉座に就ける人は他にもいたんですね。しかも複数、ということは、明らかになっている清苑(静蘭)、旺季のほかにもまだいて、今後出てくる可能性もある、ということですよね。
旺季は「お前の血統なら羽羽も縹家も認める」と言われていたし、確か前回のザビで彼のお姉さんが先代黒狼、みたいなことを言っていた気がするので、ひょっとして先王とはイトコくらいの血縁なんでしょうか。
だんだんと人物相関図がゴチャゴチャしてきましたが、……劉輝はともかくとして、静蘭は当然こういった系図なんかも知った上で色々行動しているんですよね? ――というか劉輝、頼りになるお兄ちゃんが帰ってきて側にいてくれてよかったね……、という感じ……。しかも静蘭の一番は実は秀麗でなく劉輝、と判明してしまってドキドキです(笑) 

【ケンカするほど……】P.27
初登場・孫兵部尚書! ダンディーなおじさまっぽくて、しかも元武官で腹黒、っていうか親玉(旺季)の手下!? ひいぃ〜、うっかり惚れそうですよー(ええ!?)
というか、孫尚書が「兵部尚書は吏部尚書に次いで戸部尚書にしぼられて……」て言ってたってことは、黎深様ってば奇人さんからそんなにいつも叱られてるんですね。他部署にまで有名なくらい(笑)。吏部の備品破損が多いから、ってだけじゃなさそうですよね。でも黎深様は多少奇人さんから怒られたくらいでは反省しなさそう。で、また同じことやっちゃって、また叱られて……、てループしてそうです。だから万年叱られっぱなし(笑)

【さんにんぐみ】P.34
今回明らかになった衝撃の事実。「ひたすらに旺季を目指して上がってきた後継者」の中に、悠舜の名前が! ――てことは、悠舜は貴族派ってことになります…よ…ね……? 先王によって没落させられた元貴族、とかなのかな。でもP.63で劉輝が「ただ一人、すべてを預けられる者」と言っているし、……実は悠舜も紫家一門、とかいう可能性も……? 黎深様が調べても(というか調べたことあるところが……むにゅむにゅ……)出自が分からなかった、ともいうし、前刊でリオウも同じようなこと言ってたし。ナゾだ〜。

【養われっ子の条件】P.49
意外にも養子だったことが判明した晏樹様。彩雲国ってホント養子多いですよね。実子ではない子供を育てるのは、ひょっとして貴族の間では一種のステイタス、とかなんでしょうか……(ハリウッドみたいだな) でも、養い子になった人って、絳攸しかり晏樹しかり香鈴しかり、やっぱり見目も頭もいい人ばかりというか……。やっぱり可愛い子の方が拾われやすいってことでしょうか(笑)
――と、晏樹は外見とはウラハラに手づかみで物を食べたりする、みたいな表現があったのですが、これって絳攸もやってそうですよね。ついうっかりヒョイとつまみ食いしてしまって、黎深様に怒られたりしてそう(笑)

【あしながおじさん?】P.50
秀麗の国試受験費用は絳攸が肩代わりしたらしいですね! でも実は黎深様が出していそうじゃないですか? 名義だけ絳攸に借りて、とか……。だって黎深様、「秀麗の受験料は私が払う!! 絳攸ばかりにいい顔はさせん!!」とか言いそうだし(笑)。邵可様的にも「絳攸殿に出してもらうのは悪いなぁ」と思いそうですが、弟(超お金持ち)にならすんなり「ありがとう」と言えそうですし。
もしくは絳攸自身が「黎深様にして頂いたことを、今度は俺が秀麗に!」と言い張って、本当に絳攸が出したか……。

【コドモみかん】P.88
黎深様の「コドモみかん」発言!!! 黎深様てたまに天然で、かわいいことを言ったりやったりしてそうですよね〜v しかもそれに無自覚で、なんで相手が笑っているのか気付かなくて、「何がおかしい!」とか逆ギレてたりするのが余計かわいい感じ…v 今回もまさにそんな感じで嬉しかったですv 「マゴの手でも変わらん」とか。かわいい!!(笑)

【悪夢ふたたび】P.138
国試組の新顔が登場しましたね!! 本当に彩雲国はポコポコとキャラが増えていって、いつの間にかドナドナされていきますね〜(笑)。今回のドナドナはタンタンのようですが。――と、姜州牧、やはり国試組だけあって個性的な人でしたね、、、 黎深様を紅男よばわり……。 っていうか「悪夢の国試組」、悪夢の原因は鳳珠様のご尊顔だけでなく、この人のせいで亡霊騒ぎが起きたこともあるんでしょうね……。つか、黎深様が鳳珠と悠舜を引きずって「亡霊退治」とかって……、絳攸も府庫で幽霊退治していたし、やっぱり親子って似るんですかね(笑)

【パンダ!!!】P.179
なにあれ! あの仔パンダ!!! りゅーき!! かわいい!! あんなかわいい仔パンダ、楸瑛あたりがお土産として貴陽に連れかえって、絳攸に飼ってもらったりしたらかわいいのに!とか思っちゃいましたよ〜(笑)

【楊修×陸清雅!?】P.181
絳攸の情報を清雅にリークしているらしい楊修。ホントに清雅と手を組んだんでしょうか? それとも実は黎深・絳攸側だけど、表面上清雅に協力しておいて、清雅をハメようとしてる……、とか……?楊さんはイマイチ掴めなくて、先が読めないんですけど(というかどっちもありえる気がしませんか?)、冗官終わった後もこっそり清雅と会い続けていたとか、アヤシイですよね〜。セーガくんてば、どんな手つかって楊修落としたのかしら(笑)

【せんせい】P.263
衝撃の事実その2(っていうか2どころではないのですが)、邵可様が三つ子の師!? 家庭教師という名の子守りですと!? きっと貴陽に遊学に行く前だろうから、邵可様も10歳になるかならないか、三つ子も5歳以下、くらいのときでしょうか。それにしても、仲が悪いとばかり思っていた紅藍両家が意外にも仲良しだったことがビックリです〜。前藍家当主から前紅家当主に「ウチの子たちってば、本当に手に負えないんだよねー。お宅のご長男にちょっと根性叩き直しに来てもらえないかなあ」的なお願いができるほど、仲良しだったってことですよね。 そして幼い黎深様はきっと「兄上はなぜ私を置いて藍州などへ行ってしまわれるのです! そんな他家の者どもなど放っておけばよいではありませんか! ――くっ、藍家の三つ子めぇっ。この私から兄上を奪うなど、許せぬ!!」……とか思ったに違いなく、そんなに昔からの因縁なら、黎深様の三つ子への恨みは相当根深そうですよね……。


――と、ざっとこんな感じでしょうか……。また何か思い出したら書き足します〜。皆様もご感想・ご意見等ございましたらぜひお寄せください!

’07.09.10.いつき



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