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Panorama Car
古屋鉄道 パノラマカー
1961年昭和36年6月1日、日本で初めて展望台付き電車が開発された。これが名鉄パノラマカーである。この特急には鮮やかなスカーレットレッドと呼ばれる塗色が採用された。以降の名鉄電車はすべてこの色となっていった。スカーレットレッド=名鉄というイメージを作った電車でもある。

パノラマカー初代7000系は1961年〜1975年の14年間に116両、改良型7500系は1963年から72両を生産、名鉄特急の一時代を築いた超有名な電車である。しかし、昭和63年にデビューした「パノラマsuper」1000系に追われ、1999年には特急の運用がなくなり、現在は急行から普通までを担当する。

皮肉にも高速運転用にと低床型で開発された7500系は中部国際空港開港により乗り入れが出来ず、すでに今年8月6日をもって全車引退、廃車となってしまった。
現在は、初代7000系が17編成84両が活躍する。但し、これらも2010年を目処に廃車となる予定だ。

鮮やかなスカーレットレッド色を纏い、「ミュージックホーン」を鳴らして走るパノラマカーが見られるのもあと僅かとなった・・・。


もし、時間が許すなら一度この先頭車の座席に座ってゆっくりと濃尾平野を散策されてはいかが・・・

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